はじめてのマイコンを使った開発でまず覚えておきたいのがスタックの使い方。今回は、マイコン入門講座ですので、内容的には初歩的なこと(でもとても大切なこと)をご説明予定です。
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組込み開発において、スタックは非常に重要な役割を果たします。スタックは、プログラムの実行中に一時的なデータを保存するために使用されるメモリ領域です。サイズが限られているため、過剰な関数呼び出しや割り込み処理、または大きなローカル変数の使用などにより、スタックが溢れてしまう「スタックオーバーフロー」が発生します。これにより、プログラムが予期しない動作をしたり、クラッシュしたりする可能性があります。最悪の場合、システム全体が停止してしまうこともあります。
この、スタックオーバーフローは、プログラムの動作を不安定にする原因となるため、適切な対策を講じる必要があります。今回は、Coretex-Mの組込み開発におけるスタックの重要性と、スタックオーバーフローの原因と対策、そして、スタック解析の手法について、ご紹介します。本講座へのご参加で、Cortex-Mマイコンにおけるスタックの基礎知識を習得することができます。
こんな方におすすめ:組込み開発の基礎を学びたい方Coretex-Mマイコンの入門講座を探している方スタックについて知見がなく、困っている方スタックオーバーフローの原因や対策を知りたい方
アジェンダ:1.スタックについての解説2.Cortex-Mの割込みや関数でのスタック使用3.Cortex-Mのスタックポインタと設定について4.スタックオーバーフローを防ぐ4つの手法: スタック解析とスタックオバーフローの検出
*競合他社、その販社の方のご参加はご遠慮ください。*お申し込み後、対象の方に、視聴用URLをメールにて送ります。*IARによるそのほかのウェビナー配信情報はこちらをご覧ください。
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